肉筆大変希少な小下絵⭐️大正-昭和期に活動した京都画壇の日本画家梶原緋佐子の日展か他の主要美術展覧会出品の超大型作品のための準備用⭐️非常に素早く軽妙なタッチで作画されています⭐️本画のタイトルと発表年は調査中⭐️マス目が書き込まれたものは小下絵の中で最も貴重❶デッサンを多数描きます❷その中で数枚選び、線を整え水彩で着色し小下絵を作成します❸❷を遠近から見比べて最も気に入ったものを台紙に貼り付け直接その上に鉛筆か木炭で碁盤の目のように線引き→⭐️当品❹(本作の場合おそらく日展など大展覧会用だったと思いますので本画サイズは大きいと思われます)巨大な本画サイズの和紙に大きなマス目を鉛筆か木炭で線引き❺❸と❹のマス目を基に人物像を木炭で拡大し本下絵を作成❻素描・写真を参考に❺の線や陰影などを修正・加筆❼❻の裏面に木炭を塗りつけます❽本画用の紙が貼られたパネルに❼を被せ、カーボン紙の要領で骨筆でなぞって転写します※『アサヒグラフ別冊 本画と下絵』出品中当下絵ご購入の方に進呈※本画(別の作品)も出品中⭐️個人的にはかえって本画より興味深いと思いますなぜなら生身の人間を目の前にしたデッサン時の新鮮な印象がまだ残っているため、修正整理(上記の❹以降のプロセス)されていない生き生きとした人間らしさが感じられるからです画家がモデル(当時の名妓のひとり)から得た当初のイメージや新鮮なインスピレーションが本画ではいかに展開されていくのかあるいは薄らいでしまうのか…貴重な資料といえます⭐️薄紫色の着物に黒羽織を肩にかけている芸妓の立ち姿⭐️画材和紙、鉛筆、水彩絵具、岩絵具、墨⭐️サイズ額縁 約32 × 62cmマット内側 約20 × 41.5cmまだ額を開けて中を見ていないので小下絵自体の用紙サイズは未計測ですが、碁盤の目が書き込まれている部分のサイズはマットがカットされ見えている部分と同じ⭐️状態下絵というものの性質上元々汚れなどがあり、また経年による変化もあるかもしれませんマットが被っている部分・見えている部分に紙ヤケによる色差があるかもしれません額は古く傷みがあります⭐️付属品額縁シール(真作証明)上記書籍主な画材···岩絵具 水彩形式···額縁入り絵画の種類···日本画主題···人物・肖像
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 絵画/タペストリ |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |