‘66 Buffet Crampon Super Dynaction Alto Saxクランポンの銘器、スーパーダイナクション(SDA)のアルトサックスです。スーパーダイナクションはS1のひとつ前のモデルで、1957年から1975年頃まで作られていました。当時からMark VIの対抗馬であり、セルマー「じゃない方」のフランス製サックスとして、国内外のビンテージ市場で人気です。シリアルナンバー136**から、1966-67年ころの製造になるようです。1966年の製造は、セルマーでいうとMark VIの13万番台あたりになります。全タンポ、全フェルト、ネック含め不良コルク交換、管体洗浄、バランス調整済み。使用タンポは主にMusicMedic社のSoft Feel Pad(硬さのイメージはミディアム)のプラスチックレゾネーターです。最低音からフラジオまでストレスなく音が出せます。静かに吹くと木管的な丸い音がしますが、吹き込んでいくと艶のある色っぽい音になってきます。セルマーにも出せない、独特のいい音色だと思います。音程のクセが少なく、ピッチも取りやすいと感じます。High F♯キーなし、サムレストは楕円、サムフックは固定。左手小指のテーブルは角度が現代のモデルとは異なり、Low C♯キーは重めです。リンク・シーソー機能もありません。それでも、慣れればなんとかなるレベルで、ビンテージ楽器としては操作性がいいほうだと感じます。サムフックが固定なことは意外と気にならないです。G♯キーの指貝は元の黒い樹脂?がかなり摩耗していたので、他のキーの色に近い金蝶貝(Gold Mother of Pearl)の特注品に交換してあります。ネックに少し凹みがあり、サムフックのつけ根あたりがわずかに沈んでいますが、他には目立つ凹みなどないようです。ラッカーはそこそこハゲてます。錆びているところは味のあるいい色なので、あまり磨いてません。ケースは左右の金具のバネが効かないので、輸送用、保管用です。古い楽器のにおいがします。希少な純正の木製エンドプラグ付き。スタンドは付属しません。自分でサブに使っていますが、ソプラノ買い替え資金捻出のため手放します。ぜひステージを共にしてください♪#クランポン#セルマー#ヤマハ#ヤナギサワ
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 楽器/器材 > 管楽器 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |