千一夜物語 全巻 アラビアンナイト

千一夜物語 全13巻
アラビアンナイト
マルドリュス版

千夜一夜物語は、1995年に岩波文庫から出版された完訳13巻セットであり、渡辺一夫氏と豊島与志雄氏に加えて佐藤正彰氏や阿部正孝氏によって訳されています。
千夜一夜物語は、古くはインドの叙事詩「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」のような枠物語であり、中世イタリアの「デカメロン」やイギリスの「カンタベリー物語」と同様にアラビアンナイトの名称で世界的に有名な作品です。
千夜一夜物語は、イスラム世界の民話や伝説を集めた説話集であり、フランスの医師にして東洋学者のジョゼフ＝シャルル・マドリュースのアラビア語原典ブーラーク版を底本としています。
アラビア語原典ブーラーク版は、アラビア語原典をフランス語の文法にとらわれることなく、アラビア語の文法に従って忠実に直訳していることから文学的価値が高く評価されています。
また、象形主義で知られるアンドレ・ジードや仏文学者の青柳瑞穂女史などの権威にも人気の作品です。


写真13.14.15枚目の通り
第9巻の目次の部分に印が付いています。

全体的にざっと確認しましたが
目立つ書き込みはありません。
（完璧ではありませんのでご了承ください）

また、写真最後の通り
箱内側にシミがあります（全巻）

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