青々とした山に田舎家があり、梅と柳の木が乾山風に描かれています。茶碗全体に箆目があり箆使いの上手さが分かる作品です。また絵の反対側に即全自筆で句『春風春水一時来 陶然軒書』が書かれています。陶然軒は即全の別号です。高台脇に『永楽』印が捺してあります。絵付もアガリも即全作品の最上品です。土見せ、高台共にきれいです。箱の状態も最高です。共箱の蓋表には『乾山写春風茶碗』、箱裏に『善五郎造』として印が捺してあります。◇春風春水一時来【読み】しゅんぷう しゅんすい いちじに きたる【意味】暖かい風が吹くとともに雪解け水も流れ来たり、爽やかな春が一気に到来した。転じて、長く迷いの中にいたけれども、修道の甲斐あって明白な悟りを獲得できた。キズ、直しございません。共箱。縮緬地仕覆付属。口径10.7㎝ 高さ8.4㎝ 高台径4.9㎝ 【参考文献】千家十職 手業の小宇宙 世界文化社茶掛の禅語辞典 淡交社▢16代永樂善五郎〈即全〉(えいらくぜんごろうそくぜん)大正6年(1917)~平成10年(1998)千家十職。15代正全の長男。妙全の養嗣子となり、京都市立美術工芸学校図案化に学ぶ。父正全の急逝により、18歳で善五郎を襲名。昭和12年(1937)、神奈川県大磯にある三井家の別荘に城山窯を築いてから、本格的な作陶を展開した。戦後は茶道界の隆盛の中で三千家の茶陶などを多く制作する一方。樂家14代覚入らと京都伝統陶芸家協会を結成して会長を務めた。京都市文化功労者表彰、京都府文化賞特別功労賞を受賞。#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶わん屋食堂#茶道具#乾山#茶碗#絵付#永楽#即全#茶道#古美術#骨董#千家十職#kyoto#京都#茶の湯#美#アート#おしゃれ#茶室#お茶席#表千家#不審庵#裏千家#今日庵#武者小路千家#官休庵#お茶会#尾形乾山種類···茶道具
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