素材···石緑端坑 端渓石約30年ほど前に父が中国で購入しました。中国での硯の最高峰と言われる端渓石でできているそうです。中国 書聖・王羲之の「蘭亭序」に因み、蘭亭内で催した宴での様子を示した緑端渓石で作られた硯です。硯縁(けんえん)上部には蘭亭内の王羲之が彫られ、墨池には二羽の鵞鳥(がちょう)が彫られています。ちょうど墨池に水を注ぐと、水辺に浮かぶ蘭亭と、鵞鳥が池を泳ぐ様子に見えるよう演出されています。硯縁と硯側(けんそく)には、盃が流れる水辺に数十名の文士が漢詩を読む様子が彫られており、蘭亭序によると約40人ほどの文士が集まりそれぞれに文士の交流を楽しんだ様が書かれているようで、それに因み42人の人が見られます。硯陰には游池鵞鳥の彫刻が彫られています。鹿やガチョウが硯側にも彫られているのは珍しいそうです。中国古美術品として、インテリアにもいいと思います。写真2枚目と8枚目に、変色しているところがあります。彫りも深くしっかりとしていて近代に作られた偽物のように彫りが浅く稚拙な風景ではありません。箱に入れてお送りしますが、鑑定書などは付いていません。写真に写っているものが全てです。ご確認をお願いします。未使用品です。値段交渉承ります。重さ約1.7キロ
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 彫刻/オブジェクト |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |