清水卯一 青磁杯サイズ H4.2センチw5.7~6.2センチ共箱、共布(印あり)歴無し13年前都内の酒器類メインの美術店で購入した作品です。購入後未使用器形は腰から上部にかけて僅かな段差を付け中指が当たるよう造形を施し手取りの良さを感じさせます。口縁部の周りに掛け渡した茶色の釉が垂直の貫入の割れ目に差しこんで景色を成してます。亀甲模様の貫入は薄めに入り光を受けると複雑な色合いが見て取れます。清水卯一 略歴1926年3月5日、京都市の京焼陶磁器卸問屋に生まれる。1940年、立命館商業学校を中退して後の人間国宝・石黒宗麿に師事。1941年、京都市の国立陶磁器試験所に伝習生として入所。1943年、京都市立工業試験所窯業部助手となる。1945年、京都市五条坂に築窯。1949年、「京都陶芸クラブ」結成に参加する。1955年、日本陶磁協会賞受賞。第2回日本伝統工芸展に初出品。1957年、日本工芸会正会員となる。1958年、第5回日本伝統工芸展にて奨励賞受賞。1959年、ブリュッセル万国博覧会にてグランプリ受賞。1960年、第7回日本伝統工芸展にて日本伝統工芸会総裁賞受賞。1962年、第3回プラハ国際陶芸展にて金賞受賞。第9回日本伝統工芸展にて朝日新聞社賞受賞。1964年、日本工芸会理事就任。1967年、イスタンブール国際陶芸展にてグランプリ受賞。1970年、滋賀県志賀町の蓬莱山麓に移住築窯。1977年、日本陶磁協会金賞受賞。1979年、日本工芸会常任理事就任。1985年、59歳の時に重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者に認定。1986年、紫綬褒章受章。1987年、日本工芸会陶芸部会長就任。1988年、京都府文化功労賞受賞。日本工芸会副理事就任。1994年、紺綬褒章受章。1998年、京都府文化賞特別功労賞受賞。勲四等旭日小綬章受章。2004年、78歳で死去。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 陶芸 |
商品の状態 | 未使用に近い |