この時計のいいところ ① 38㎜サイズが絶妙:一般的な日本人男性の腕に一番合うサイズだと私は思います。また見た目にも美しい5連ステンレスベルトは、腕によくなじみます。 ② 顔がいい:黒以外ではシルバーが圧倒的に多い腕時計のダイアルカラーの中で、ホワイトのダイアルを求めるのは意外に難しいものです。このバロンチェッリのホワイトは洗練された無垢な輝きを見せて洗練された美しさをもっています。写真でそれを正確に表現できないことが残念です。 ③ ムーブメントがいい:スイスウォッチの汎用ムーブメントの多くを手掛けているETA社の自動巻きPowermatic 80は、腕からはずした状態で80時間(3日以上!)動き続けるというすぐれもので、ティソやハミルトンも使っています。このバロンチェッリの自動巻きムーブメントMido Caliber 80は、ETA社のムーブメントを改良したものです。ケースバックはスケルトンなので、ムーブメントの動きを見て楽しむことができます。 ④ 値段がお手頃:これほどの美点のある時計にも関わらず、通販価格は10万円前後です。
この時計のよくないところを強いてあげれば ① ブランドの知名度:ティソやハミルトンなら誰でも知っていますが….「MIDOって、なにそれ?」って聞かれたら、説明が面倒くさいです。